suikazukのうんぬん

日々考えるよしなしごとをのせていきたい。

昔より幸せ?

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上写真は本文とはほぼ関係がないのであしからず。

原始時代から、ヒトは進化してきました。

その日暮らしの狩猟生活から始まり、農耕や家畜を覚えました。更に着々と文明は発展を続け、特に産業革命以降は目覚ましく、動かしている我々ですらどうして動くのか分からないものばかり。例えば昔は移動は徒歩で、一大決心で全国を移動しました。今は自動車、電車、飛行機よりどりみどりです。蛇口をひねれば水が出て、電源を入れれば明かりがつき、情報はネットにあふれています。例ですがこんな感じで挙げられます。

そして、こんなに便利な世の中になったのに、不思議な疑問が一つあります。

どうしてみんな幸せではないのだろう?

さすがに現代日本では飢餓はほとんどなくなりましたが、こんなに便利になっても、むしろ自らの命を絶ってしまう人もいると聞きます。周りでも幸せと言う人より、疲れたとか眠いとかやる気しないとか言っている人ばかり。

これらが手に入って、便利になっても幸せにならない理由を以下3つ考えました。

便利を手に入れたからと言って別に幸せとは関係ない

案外電灯が登場する前は、夜は寝てればよかったからそれはそれで幸せだったのかも?ネットの情報も相武紗季結婚とか、幸せにならないニュースでも溢れていますし。…うーん…でもこれは、結局下の理由の裏返しのような気がします。つまり、ささいなことでは幸せになれない、という状況に陥ってしまっているということ。

幸せのハードルが上がってしまっている

現代日本で蛇口をひねって感謝する人はいないでしょう。昔より幸せになっても、それを幸せと思うことができていないのです。もっと簡単に感激していきましょう。くるまって速くてすごーい!電灯ついてすごーい!相武紗希が結婚した事がすぐ分かってすごーい!そんな感じです。

今も昔も手に入れにくいものが幸せに関係する

いくら便利になっても手に入らないものがあります。誰かを愛し、愛されたい。世界平和。ラブ&ピース。そう、ラブ&ピースがなければ幸せではないのだ。

結局僕らにできることは少ないです。幸せのハードルを下げること。ラブ&ピース。なんだかヒッピーみたいな結論になってしまいましたがそう思いました。

ほろよいのCMの娘かわいい→沢尻エリカかい→なるほどね~

多少前から流れていますが、ほろよいの娘、かわいくないですか?

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個人的にはこういうキレイ系の娘よりほんわか系の方が良いといいつつ↑この太もも見たら何も言えません!良い!

CMもBGMのギターといい、全体的に「日々バタバタして疲れちゃったよ、ここらで一息」みたいなのが伝わってきてアンニュイと言いますか、いい雰囲気です。

で、なんていう娘なんだろうな~このCM凝視した後ググろ~と思っていると…何やらお姉さんはインスタ的なのをし始めます。

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「horoyoi_erika」?…エリカってもしかして…沢尻エリカかいっ!!

(沢尻エリカの顔を知らず「別に」騒動しか知らない勢です)

いや~さすがにきれいだな~と思いながら、「多分それが一番私らしい」とのコメントを聴いてフィニッシュ。いや~いいCMだったな~沢尻エリカ今も元気そうだな~と思いましたが、それより、もう一度このお姉さんが沢尻エリカだと思いながら観ると、また違った観点から楽しめると気づきました。このCMのセリフ。

「いろいろあった」「いろいろあってここに戻ってきた」「結構気に入ってるの。背伸びしない今の私」

完全に「別に」騒動を引きずってのコメントじゃないですか…!でも、言い方に悔しい気持ちとか、悲しい気持ちとかなくて、カラッとしてて、なぜかちょっとエロい。さすがの女優だぜ。

そういえばBGMのCountry Roadも、「ここまで来て疲れちゃったけど、この道ずっと行けば帰れるけど、でももうちょっと頑張ってみるよ」みたいな曲ですよね。曲の雰囲気だけでなく曲の意味までCMに乗せてきてます。なるほど…。

でも思ったんです。天下のサントリーが、なんで敢えて強烈なエピソードを持つ沢尻エリカを起用したのか?

人は大人になると酒にチャレンジすると思います。最初はほろよい系のジュース系の酒から。でもだんだんサワーから離れて、ビールとか日本酒とか、ワインとかに手を出し始めます。そして凝ります。例えば日本のピルスナービールはダメだとか言い出します。で、なんやかんやあって、ふとした拍子にほろ酔いを飲むと、あ、おいしいな、と。ビールとか凝らなくてもこれでいいじゃん。と。そんな感じかなと思いました。

つまり、「沢尻エリカ」と、「人生いろいろあったけど、自然体の今が一番」と、「BGMのCountry Road」と、「いろんな酒飲んできても、結局ほろよいおいしいでしょ」が、見事に渾然一体として暗示されているのではないかと思いました。

考えすぎかな。でも15秒にそんないろいろな含みを持たせていて、とても面白かったです。ほろよいのステマしてしまいました。ちなみに私は、ほろ酔いも好きですが、ピルスナーじゃない変わり種のビールが好きです。

「ダイエットドラッグ」の甘い誘惑

ダイエットするのに甘いとはこれいかに!?と思いながらタイトルつけました。

欧州で密かに広がる「ダイエットドラッグ」。その恐怖の実態 | ハーバービジネスオンライン

ここで述べられている「やせ薬」はジニトロフェノール。比較的単純な化合物でした。

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2,4-ジニトロフェノール:爆発しそう…。そして人体に入れてはダメだろ…

これを摂取すると運動していなくてもエネルギーの代謝が促進され、見事やせていくとのこと。1930年代にはやせ薬としてアメリカで流行したようですが、副作用として多臓器不全や異常高熱が頻発し、使用禁止となりました。近年ネットショップで気軽に買って服用し、死亡事故が続発しています。

甘い罠ですね~。話を聞くと確かに効きそうですが、命を削ってまで脂肪を削りたいかといわれると…そんなわけない。我らがWikipedia先生によると体温が45度まで上がることも(当然死にます。インフルエンザの何倍もだるくなりそう)。そしてこの化合物なら長期的な作用として、発がん性もあるでしょう。

作用機序は脱共役と呼ばれます。以下私の下手な説明が続きます。

人間の体は、「ATP」をエネルギーの通貨として使用します。あえて言えば電気(エネルギー)をバッテリー(ATP)にためておく、みたいな感じですね。

今回、ATPの作り方が焦点です。

生物は、糖や脂質を使って作ったエネルギーを一旦別のエネルギー(ミトコンドリア内のプロトン濃度勾配)に変えて、それを使ってATPを作っています(酸化的リン酸化)。例えて言うなら、原子力発電で、原子力エネルギー発生→一旦水蒸気を作る→その水蒸気でタービンを回して電気になる、と同じ感じです。

つまりヒトは、エネルギー通貨ATPを、糖や脂質から、ワンクッションおいて作っています。このワンクッション部分をダメにするのがジニトロフェノール。

せっかく作ったワンクッション部分のエネルギーを、ジニトロフェノールが筒抜けに出して熱エネルギーにしてしまいます。先の原子力発電の例でいうと、ジニトロフェノールは、水蒸気が漏れ出るようにしてしまいます。

結果どうなるか。ヒトはATPが欲しいので、一生懸命糖や脂質を代謝し続けて頑張るが、ATPは作れない。代謝した分全部熱エネルギーになるので、体温が上がって脂肪が減る。体温が上がりすぎて死んでしまう。

2,4-ジニトロフェノール - Wikipedia

効くのは間違いないので、もっと安全にコントロールできる薬の開発・化学の発展に期待しています。

生殺与奪の権を他人に握らせるな

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今週の心に残った一言です。

ジャンプの新連載の鬼滅の刃で主人公が言われた言葉でした。

「生殺与奪の権を他人に握らせるな」

妹が殺されそうになり泣いて赦しを乞うた主人公は、この言葉を聞いて立ち向かうことにしたのです。

ここまで過激には言わなくても「自分が主導権を持って生きろ」の意ととらえれば、生きるってまさにこんな感じですよねと思いました。自分の人生くらい他人にへこへこしたり泣いてすがったりではなく、自分で決めていきたい、そんなことを思いました。

こういうメッセージ性のある漫画が好きです。絵柄は少し古めですが、「鬼滅の刃」来るような気がしますよ。

人生、力を抜きつついこう

最近職場の同僚が元気がありません。

その人は悪い人ではありません。冗談も言うしよく笑う好印象な青年ですが、寡黙で真面目で若干完璧主義なところがあります。

いつも上司になかなかな量の仕事を言い渡され、丁寧に仕上げるものだから時間がかかってしまう。休みもあまりとらず一日中手を動かし続ける。私も手が空けば手伝いますが、手伝ってもかなり遅くなったりとか…。

完ぺきにやるのも悪くないですけれど、90%の仕上がりで2倍の速さが出るならそっちの方がいいと思うし、(良い意味で)せこい手や、多少金を多く使う手だって、労力の削減のために選択してもいいはずですね。

どれくらいまでの手抜きは許されるのか、試行錯誤しながら学ばなくてはなりません。でも完璧主義だと毎回力を抜けなくて、抜きどころが分からなくなっちゃうのでしょう。ここらへんもわたしの人生のテーマ、「コツをつかんでいるか」なのですかね。

たまには力を抜いて、心身の負担を減らしてDon't warry, be happyで。

切れ痔に対処するたった一つの方法

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※気づいているかと思いますが下ネタです。でも、ぜひ読んでほしいのです。

 

去年の年末に祖母から衝撃的な知恵袋を聞きました。この衝撃と言ったら「衝撃的な話・オブ・ザ・イヤー2015」決定です。

皆さんの中にもあまり言いたくないけど、実は困っているんだよね、という悩みを抱える方は多いと思います。トップの一角に「切れ痔」は入っているのではないでしょうか。出すたびに血は出るし、何とかしたいけど、お医者さんに行くほどではないし、かといって放置してよいものか…?そう、まさにこの年末までの私です。

出す時にあえて肛門を狭めることで、広がりすぎないようにする、でもやっぱり血が出てしまう。1~2日に一回ブツが通るものだから、傷が治ろうにも治らない。ウオッシュレットがないときれいにしきれないし辛すぎる。そう、まさにこの年末までの私です!!

こんな悩みを解決したのは祖母の知恵袋。いわく、私の血筋は祖母のもっと前の代から肛門が弱めなのだそう。そんな中編み出された技が、「肛門と尾てい骨の間を指で押しながら排出する」というもの。ご先祖はなぜ、そんなところを押したのか。どういうメカニズムで痔が発症しないのか。祖母の説明は全く的を得ません。しかし、とにかくプッシュがすごい。(理論の後押し的な意味で。)半信半疑で(一信九疑くらいで)試してみると…!

出るんです!いたみなく!血も出ず!

なぜかわかりません!でも、出るんです!にゅるっと!

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出るんです!くぅ~~~~~~!!!

これは全国の切れ痔の人に教えなければ!この日から、私の人生の一部は、切れ痔の人のために使うことを心に決めたのです。簡単な啓蒙活動です。とにかく、出す際に肛門と尾てい骨の間を指で押す、これだけです。押す強さはまだ検討段階ですが、少し強めなら安心(?)で、きっと痛みなく出すことができるはずです。効果は半端ではありません。これで安心して夜も眠ることができるようになりました。

この記事を、一人でも多くの切れ痔もちの人に読んでもらえればと思います。そして、疑いながらでも、試してみてください。出す際に肛門と尾てい骨の間を指で押す。

しかし…一つ残念ながら、副作用があります。押した指がくさい。直に触ったわけではないのに…?

しかし!!そんなことは些細なことです。切れ痔が良くなるためには、多少の犠牲も払いましょう!出す際に肛門と尾てい骨の間を指で押す。よろしくお願いします!!

新元素ジャポニウム爆誕

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ジャポニウムの名前は(仮)ですが…。

理化学研究所の森田浩介博士の合成した新元素が国際的に認定され、命名権を得る見通しとなりました。

ジャポニウムとは? 113番の新元素、理研に命名権か 米ロチームの発見とどう違うの?

森田博士は以前から113番目の新元素の合成に取り組んでおり、米露の共同チーム(つよい)を相手に十年以上研究を進めてきたとか。

90点の結果を速く、数多く並べた米露共同チームに対し、90点の結果をわずかに遅く出した後、逆転の100点の結果をちゃんと用意した森田博士のチーム。今回、レフェリー達は森田博士らに軍配をあげたのです。今までの流れから言って、米露のチームの方がコネもあって有利、なんてことがありそうですが…レフェリーらは「政治家」ではなく科学者ということでしょうか。

数年前、理研を訪ねたことがあって、新元素の挑戦をしている話を聞いたことがありました。リケニウムとかジャポニウムとかニッポニウムとか言って盛り上がったのを覚えていますが、実際に認められたというニュースは、本当にうれしくなりました。

ちなみにアメリシウムとかフランシウムとかゲルマニウムとかあるので、新元素の名前を自分の国の名前にするのは珍しいことではありません。あと、理研は色々なことをしていますので、小保方さんともほぼ関係がありません。ネットでそんな所を批判されているのを見て悲しくなりました。大事なのはそこじゃないだろう。

森田博士は教科書を変えました。人類の叡智を一歩先に進めたということになります。カッコいいですねぇ。そうありたいものです。